「デジタルへの道」です。その2。


2006年2月25日テストラン画像3枚追加しました。(4ページ目の一番下)
2006年2月18日コメント追記しました。(このページの一番下、他)
2006年2月10日このページをアップしました。

デジタルのテーマですが、デコーダー側(=機関車など)のサブジェクトを紹介します。

メルクリン・ホビーブランドのDB03.10 #3097 アナログ機をデジタル化した記録です。
今回は、メルクリン#60760のレトロフィット・キットを用いました。
このキットは、廉価品ですから、ライトのon/offが唯一の機能です。

メルクリンのカタログによると、
この
03.10は、もともと流線型だったが、原動力のレストア時に、フェアリングを外し
クラス03に似せたと書いてありました。
長距離急行列車の色に合わせた?それで青い車体になっているようです。

1996年頃バンコク市内のデパートで、陳列された黒い蒸気機関車の中で、青く目立っていたので購入しました。
しばらくタンスの肥やしになっていたものです。

尚、これらの記録は、あくまで参考という形で紹介いたします。
ですから、この文章の通りのことをして、何らかの不具合が発生しても責任は負えませんのであらかじめご了承願います。





  Marklin #60760 retrofit kit to Digital System
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今回、03.10(青)を、#60760でデジタル化します。





  Marklin #60760 retrofit kit to Digital System
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用意した工具です。半田コテは30wです。





  Marklin #60760 retrofit kit to Digital System
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用意した03.10は、こんな感じのモデルです。
青い蒸気機関車が珍しかったので買ってしまった次第で。





  Marklin #60760 retrofit kit to Digital System
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早速開始します。裏返し、ボディーを留めるネジを外します。





  Marklin #60760 retrofit kit to Digital System
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ボディーを外した状態です。





  Marklin #60760 retrofit kit to Digital System
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炭水車のボディーも外します。爪なので、こじ開けです。
炭水車に逆転機が乗ってます。





  Marklin #60760 retrofit kit to Digital System
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カバーを外します。軽圧入なので、すぐ外せます。
というか、外れて紛失している部品があったのを今頃気づいてしまいました。





  Marklin #60760 retrofit kit to Digital System
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ここまで外しました。配線はニッパーで切断しました。
このあと、ハウジングやギヤー周りの汚れを落とし、いよいよ#60760の組付けに移ります。
画像の回転子は、DCM(Drum Commutator Motor)タイプです。(ブラシの当る部分)



デジタル化は、基本的にACモーターをDCモーターに変更するところから始まります。(中にはACモーターのままデジタル化できるデコーダーもあるようです。)
次に説明するメルクリンのセットには、DCモーター部分とデコーダー部分が両方入ってます。<以下の説明文中、「青地白抜き文字」は、デジタル化セットの品番を示し、「黄色文字」は、デコーダーの品番を示します。>

ところで#60760は、#60901の廉価版デコーダーに代わったものです。
#60760だけでもデジタル化して運転を楽しめますが、デコーダーを他のものに交換することもできます。例えば、メルクリンのmfx用デコーダー#60922や、サウンド付きデコーダー#60931(蒸気機関車音)、#60932(ディーゼル機関車音)、#60933(電気機関車音)にです。他社のデコーダーも可能です。


#60901は、Drum Commutator Motor(DCM)のために用意されてます。
基本的に#60760もこれに同じです。メルクリンですから、当然ACアナログの歴史が長く、必ずモーター(特に回転子)のタイプを分解確認してからデジタル化のための品番を探すことが必要です。

メルクリンのカタログには、セット#60901のほか、セット#60903や、セット#60904が用意されています#60902と言うのは、デコーダーのみです。(品番体系的に、変な感じですが)
#60903はSmall Flat Commutator Motors(SFCM)に使います。
#60904はLarge Flat Commutator Motors(LFCM)に使います。(モーターシールドの形状が違っているのも特徴。)
フラット回転子のタイプは、製造年次の古い機関車に使われています。また、DCM、SFCM、LFCMの3つしかないわけではないので、注意が必要です。Sinusモーター(デコーダー付き)も入手はできそうです





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