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1.サウンド化の記録
デジタル化の次に、サウンド化へ挑戦しました。以下その記録です。
尚、これらの記録は、あくまで参考という形で紹介いたします。
以下の記事により、何らかの不具合が発生しても責任は負えませんのであらかじめご了承願います。

実際、私は、1つ目のデコーダーを、お釈迦にしてしまいました。知識とテクニックが必要ですね。痛感しました。

■Loksound Family の紹介■
■Loksound V3.5とmfx■
■Loksound mfxを取り付ける■
■試運転■
■発煙装置取り付け■
■Youtube動画■
2007年7月に、Loksound V3.5を取り付けました。
メルクリン・デジタル・スターターセットを購入して以来、デジタル運転のおもしろさ、サウンド効果のすごさを、体感してきました。
最初に購入したのが「スイス・メガ・スターターセット」だったため、電気機関車のサウンドを堪能することとなりました。
その後、RocoのTEE・Ramディーゼル・サウンドも体験し、またまた感銘を受けてしまいました。
こうなると、いよいよ蒸気機関車も体験したくなってきます。
ちょうど、BR03.10をデジタル化しており、この機関車で、蒸気音が堪能できれば・・・と思い、デコーダーセットを発注しました。
メルクリンやESUの思う壺でしょう。

さて、V3.5を取り付け、試運転にこぎつけました。
電気機関車やディーゼル機関車とは違います。
蒸気機関車にサウンド効果が一番マッチしていると思いました。

しばらく  (と言っても、走行時間合計1時間未満)走らせてましたが、突然走行しなくなりました。
残念ながら、自身で改造したときの配線処理が下手で、ショートし、走行用の部分が壊れたようです。
他の機能は生きていました。データ書き換えが出来るようなので、機関車以外の用途には使えると思います。(ホームのアナウンスなどなど)
今回のケースは、「身から出た錆」状態でありますが、動かなくなってしまったのは非常に残念です。

気を取り直し、万全の配線作業をすることで、もう一度Loksoundを取り寄せました。
今度は、mfxを用意しました。
2007年10月中旬以降、再度装着工事をしました。
2.Loksoundの紹介
以下にLoksoundの紹介文を翻訳してみました。
特徴は、これにつきます。では・・・、

■Digital command control with original sound■
■オリジナルサウンド付きデジタル・コマンド・コントロールについて■

All LokSound decoders combine a high quality digital decoder and a digital sound module on one circuit board.
全てのLoksoundデコーダーは、1枚の回路基板上で高品質デジタルデコーダーとデジタルサウンドモジュールを結合しています。

You can operate your locomotives digitally and at the same time replay the original sound as well as special sound effects such as horn or whistle.
あなたは、デジタル的に機関車を操縦することができて、操縦と同時に特別な音響効果を、例えば汽笛やホイッスルといったオリジナルサウンドを再生することができます。

The sound is adjusted to the particular running mode at any point in time:
サウンドは、いかなる点でも遅れずに特定走行モードに調整されます。:

when the loco starts moving, you hear the appropriate sounds (diesel engine rewing up, steam chuffs with increasing frequency) and when it stops, you hear the engine slow down and also braking sounds.
機関車が動き始めるときの音が聞こえます。
(ディーゼルエンジンの活発化、周期が短くなっていく蒸気音)
そして、機関車が止まるとき、エンジン失速音が聞こえます。そのうえ、ブレーキ音も聞こえます。
3.Loksound V3.5とmfx
上の画像は、ESU社製Loksoundと呼ばれる、デジタルデコーダーのパッケージです。
ともにサウンド付きのセットです。
左は、V3.5のパッケージです。右は、mfxのパッケージです。mfxのほうが、一回り大きい箱ですが、中身は、見た目、同じ大きさの部品が入っています。
ACもDCもアナログもデジタルも対応可能なV3.5は、品番#524××、メルクリン・デジタル対応専用のmfxは、品番#624××です。
それぞれ、下二桁××の番号は、機関車の種類を現していて、BR03.10に合わせ、それぞれ27を選んでいます。
上の画像は、V3.5の#52427セットの中身です。mfxも同じ構成です。

唯一、見てわかる違いは、取扱説明書です。もちろん、デコーダー自身は、違います。

基本的に、上の画像のように、配線図周りを確認しました。
全編独逸語なので、学生時代に使った「独和辞典」が役立ちました。(今や、インターネットで翻訳できる時代ではありますが)

回路図は、一番上の図を参考にしました。配線の色を翻訳し確認しています。

4.Loksound mfxを取り付ける
早速、ボディーを外します。上の画像中、炭水車に乗っているデコーダーは、デジタル化で使用したメルクリン品番#60970のものです。

半田コテを使いながら、#60970デコーダーを外します。
引き続き、#62427のデコーダーを両面テープを使って、炭水車のリレーホルダーに貼り付けてしまいます。

こちら↑は、デコーダーです。
8ピンソケットを使用しないため、ニッパーで手前の配線を切断します。

↑今回は、ショート(短絡)防止のため、このような、熱収縮チューブを使いました。
このほか、絶縁テープも使いました。

機関車本体と炭水車の間に熱収縮チューブを、ヘッドライト用配線の接続部分にもそれを使用しました。
また、配線がたるまないように、余分を短くカットしました。前回のV3.5の失敗原因のひとつに、ボディーを載せた時、細い配線が噛んでしまった可能性があったからです。

5.試運転
引き続き、試運転です。
コントローラーの電源をオフにして、線路上の他の機関車を全て線路から下ろします。続いて、今回改造した機関車を線路上に載せます。脱輪がないか?確認します。
このあとコントローラーの電源を入れます。mfxは、自動認識してくれます。
私は、未だに、モバイルステーション(以下MS)でデジタル運転をしています。いつかは、セントラルステーションを手に入れようと思うのですが、車輌のほうを優先してしまい、未だ入手できず、です。

上の画像は、自動認識した時のMS表示画面です。
このままでも、楽しい運転ができます。
引き続き、最高速度、加速度、減速度の調整をします。

「ESC」ボタンを押すと、↑この様になります。「NEW LOC」という表示がでます。

↑赤いつまみを回し、このような「EDIT LOC」を表示させます。

↑続いて、赤いつまみを押すと、「NAME」という表示がでます。

↑続いて、赤いつまみを回し、このような「VMAX」という表示させます。

↑続いて、赤いつまみを押すと、「VMAX ××%」という表示がでます。
「100%」にすると、機関車が持っている最高速度がでます。速過ぎる場合、最高速度を、その「何%」かに限ることができるわけです。
赤いつまみを回し、今回は「60%」にしました。
最後に、赤いつまみを押したら、設定が完了し、元の画面に戻ります。
同じ要領で、加速度、減速度を設定します。
減速度を長くすると、停車時のブレーキ音が聞こえやすくなりました。

↑左列上から2番目のボタンを押すと、サウンドが聞こえ始めます。もう一度押すと、サウンドはオフになります。

サウンドをオンにした後、ヘッドライトボタンを押します。すると、ジェネレーター音を聞かせながら、ヘッドライトが点灯します。

このほか、サウンドをオンにの状態で、MSの全てのボタンを押すと、色々な音が出てきます。画面上、シンボルが表示されていない部分のボタンを押しても、音が聞こえてきます。
ホイッスルのシンボルが2箇所出てきましたが、左下は、長い音、右上は、短い音。
左上の亀さんシンボルマークは、加速減速のディレーのオンオフです。

6.発煙装置取り付け
メルクリンの蒸気機関車とくれば、発煙装置を組み込みたくなります。サウンド効果とあわせれば、運転がとても楽しくなります。

今回は、ゾイテ社の品番#10を使いました。
煙突の上から、発煙装置を入れるだけの、簡単な改造です。圧入とまでは行きませんが、クリアランスの関係上、少し固かったです。

↑続いて、煙の元となるオイルと、発煙装置に注入するための注射器です。

このようにして、オイルを注入します。
以下、発煙状態の画像を掲載します。

MSの電源が入るや否や、直ぐに、煙が出てきます。
煙以外にオイルが回りに飛び散ったりもして、機関車の手入れが必要です。また、架線のカテナリーへもススがついてしまいます。この辺は、目をつぶれる範囲です。

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